この記事をおすすめする人
- 「エルフィールドのいい所、悪い所が知りたい」
- 「2ルームテントを探しているがスノーピークのエルフィールドが気になる」
今回は私も購入して使っているスノーピークのエントリー2ルームエルフィールドの紹介をしようと思います。
結論から言うと後悔していないのでオススメしたいテントです!
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もくじ
2ルームテント・2ルームシェルターとは
スノーピークのエントリー2ルームとして発売された人気のテントであるエルフィールド。
そもそも2ルームテントとはどんなテントなのか。
2ルームとは寝室とリビングスペースの2部屋が一体になっているテントやシェルターのことだ。
2ルームテントのメリットは下記の通りである。
2ルームテントのメリット
- タープ下と違い、寒い時期の冷気風から守ってくれる。
- タープとテントを2つ設営する必要がない。
- タープからテントの移動が必要ない。
一番のメリットはテントの中で立って過ごせること。
テント内がリビングになれば気温が下がってくる時期の秋や冬には外からの寒気が入り込むことを防いでくれるので、タープで過ごすより快適。
火事や一酸化炭素中毒に注意し十分に換気を行えば暖房器具も使用できるので暖かく過ごせる。

風が入らないだけで全然快適さが違いますよ!
タープとテントを2つ設営する必要がないので、その分の手間は省ける。
リビングスペースになるタープが必要ないのでタープとテントの接続を気にする必要はない。またタープからテントに移動なども気にする必要がない。
スノーピークランドロックとエルフィールドの比較はこちら↓↓↓
エルフィールドの特徴
エルフィールド(定価9万200円)はスノーピークのコスパの高い入門者向けの2ルームテント。
スノーピークの2ルームテントといえばランドロック(定価18万9200円)が一番に思い浮かぶが、値段は10万円オーバーでありランドロックは倍近い金額だ。
その分スペックは落ちるが、スノーピーク品質であることは間違いない。

エルフィールドでも冬キャンプできました
この値段でスノーピークのツールームテントが使えるのも嬉しい。インナーテントは親2人+子2人でちょうどいいサイズ。

エルフィールドのメリット
エルフィールドのメリット
- リビングスペースの快適なサイズ感。
- リッジポールでトンネルテントの弱点を補う形
- インナーテント・ルーフシールドが標準装備、スカートもあり。
- フライシートで雨音を軽減できて、結露の防止にもなる。
- 設営が意外と簡単。
- スノーピークの永久保証
快適なリビングスペース
インナーテント部分を除いたリビングスペースは大人4人くらいで快適に過ごせるスペースがある。
中央にテーブルを置いて、テーブルの周りに椅子を置き、サイドに棚やクーラーボックスを置くようなスペースもあるためリビングでの過ごしやすい。
リッジポールで美しく強度をアップ
リッジポールは天井上に1本すべてのアーチしているメインポールと触れるように構造している。
リッジポールがあることで天井がたるみにくいので美しく張りのある設営がしやすい。
トンネルテントはポール同士が触れ合わないので強度が落ちやすいがリッジポールのおかげで安定感を増してくれる。

リッジポールのおかげで初心者でもきれいに張ることが出来るよ!
インナーテントとルーフシールドが標準装備
標準装備でインナーテント、ルーフシールドがついてくる。
他のテントではオプションとして別に買わなくてはいけないことが結構あります。
それだけで1万以上の出費になることもざらにある。
ルーフシールドは雨音を軽減してくれたり、紫外線から守ってくれたり、温度上昇を抑える、結露防止になるなどメリットが多くあるので非常にありがたい。

雨音で眠れないっていうことを減らせるね

引用元:snow peak
スカートもリビング側についているので冷気や風の侵入や防ぎやすい。
設営は意外と簡単
設営は大きい割には意外に簡単
大きいテントなので結構設営が大変なんじゃないかと思われるかもしれない。
トンネル型テントは他のツールームテントよりも構造がシンプルなので意外と簡単に設営できる。
設営時にはポールの差し込むスリーブが色分けされているので間違えにくい設計になっているのもありがたい。
インナーテントは吊り下げ式なので簡単に付けることができる。

スノーピークのいいところは永久保証がつくところ。壊れたら有償になるが修理してくれるので、もし壊れても愛用し続けられることはいい所だ。

父親からもらった30年前のスノーピークのタープの収納袋を修理依頼したら、ちゃんと修理してくれました。
エルフィールドのデメリット
入門者向けに価格を抑えているのでもちろんデメリットはある。価格が高いというデメリットを気にしなければ他のデメリットの少ないスノーピークのランドロック等がいい。
しかしエルフィールドは必要なスペックは残してあるかなという印象はあるのでそれを含めてデメリットを確認したい。
デメリット
- パネル・メッシュ面が少ない
- スカートが後方部にない
- 付属のペグは不安あり。30cm級のペグおすすめ。
他のトンネルテントと比べるとパネル・メッシュ面(解放部)が少ない印象。
前後1枚ずつとサイドも1枚ずつである。開放的なテントでは全面メッシュやパネル開放できるものもある。
一方メッシュ・パネルは前後左右に1面ずつそれだけでも十分であるかなという印象もある。
困るのは夏場の暑さになるだろうから夏に風向きだけ考えて設営すれば風の通りもよくなるだろう。
スカートは付属しているがインナーテント側にはついていない。全方向の寒い冷気の侵入を防いでくれるわけではない。
この作りをしているテントは他にもあるが、全面スカートがついているものもある。換気がある程度できるという面で一酸化炭素中毒予防としての初心者向けなのかもしれない。
対策としてはスカートの無い部分に自作のスカートを付ける人がいたり、大きめのグランドシートを使用し、少し立ち上げて冷気の侵入を防ぐこともできる。


他のキャンプしている人がいるから全面開放的にならなくてもいいとも思うよ

こちらもテント一般的に言えることだが付属のペグでは十分な強度が出せないので注意が必要。立てることはできるが風などで抜けてしまう危険がある。
スノーピークはソリッドステーク30センチを推奨している。
こんな人におすすめしたい おすすめ出来ない
おすすめしたい人
- デュオや子連れキャンプで寒い時期にキャンプをしたい。
- 品質求めたツールーム使いたいけど、ランドロックやアポロン等は高すぎて買えない。
- 低価格のスノーピークのツールームが使いたい。

ファミリーキャンプでおすすめ!!
おすすめ出来ない人
- 使用サイズが合っていない。ソロでしか行かない場合。
- さらにお金かけてでもメッシュたっぷり欲しいしスカートも全面あるもっと高機能なテントが欲しい。
品名 エントリー2ルーム エルフィールド
品番 TP-880
価格 ¥87,780(税込)
セット内容 本体、インナールーム、ルーフシート、フレーム長(×1)、フレーム中(×2)、フレーム短(×1)、リッジポール(×1)、ジュラルミンペグ(21cm×22)、自在付ロープ(2.5m×8、1.5m×8)、キャリーバッグ、フレームケース、ペグケース
材質 本体/75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・UVカット加工・テフロン撥水加工、ルーフシート/75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・UVカット加工・撥水加工、マッドスカート/210Dポリエステルオックス・PUコーティング、インナーウォール/68Dポリエステルタフタ、ボトム/210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム、フレーム/A6061(φ16mm+φ14.5mm)
キャリーバッグサイズ 83×30×34(h)cm重量 15.5kg
引用元:snow peak
対応人数 4名
まとめ
スノーピークのエントリー2ルームエルフィールドはスノーピークの品質でありながら、必要なスペックは残してオーバースペックにならない程度に2ルームテント入門者向けに開発された低価格帯のテントであり非常に使いやすいテントだ。
寒い時期のタープ下で風が当たって寒いなどから卒業し、キャンプをぬくぬくした空間を過ごすことができ、スノーピーク品質のテントを比較的低価格で使用出来る。そしてスノーピークの永久保証として長く愛用することができる。
最高品質!というわけではないが十分なスペック・高すぎない価格を実現したスノーピークのいいテントである。
エルフィールドとカマボコテント3Mの比較はこちら↓↓↓
ツールームテントの選び方はこちら↓↓↓
私が初めて買ったテントはこちら↓↓↓
検討中の方の参考になれば幸いです。
以上。おわり。