VENTLAX(ヴェントラクス)の販売しているアルミ製のTAKIBI SIDE TABLE(焚き火サイドテーブル)VLAT-M70を紹介します。
読みはベントラックスじゃなくてベントラクスだよ
特徴はアルミ製の天板にバイポッドの脚が付いたテーブル。
バイポッドってなんなの?
TAKIBI SIDE TABLE詳細について紹介していきます
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もくじ
VENTLAXの焚き火サイドテーブルの特徴
VENTLAXの焚き火サイドテーブルは燕三条製のアルミ天板にバイポッド(2脚)の脚でできた折りたたみ式のテーブルです。
TAKIBI SIDE TABLE「VLAT-M70」 | |
使用時サイズ | 約幅70×23×26~38㎝(高さ) |
収納時サイズ | 約幅70×23×5.6㎝(厚さ) |
天板の厚み | 約3㎜ |
重さ | 約2.0㎏ |
耐荷重 | 15㎏程度 |
素材 | 天板アルミ(耐熱塗装) |
カラー | ブラック・オリーブ・コヨーテ |
価格 | ¥16,800 |
参照元 | 公式サイト |
名前の「VLAT-M70」の意味をねこてんちょーに聞いてみました。
ポイント
- Vent Lax Aluminium Tableの略
- Mは銃の名前から取っていて諸説ありますが、アメリカの制式採用銃の型番、モデルのM、ミリタリーのMです。70はサイズの70cmからですね。
バイポッドを使って銃のようなネーミングってことですね!
収納時サイズの厚みはバイポッドの最大長+天板の厚み3mmで最大の厚みが約56mmでした。
燕三条製のアルミ天板
アルミ天板は金属加工で有名な新潟県の燕三条製で、色はブラックとカーキの2種類。
形は長方形に近い細長い形をしている。
メインテーブルと言うよりは名前の通りサイドテーブルというのがふさわしい形状・サイズ感。
天板にはカット加工がされていてデザイン性が優れています。
カットされている作りはデザインだけではなく、機能性としても何かをかけておくことができます。
例えばシェラカップなどフックがあるものやカラビナで様々なものが吊るせます。
この日はasobitoのファーストエイドポーチを吊るしていました。
耐熱塗装で熱いものを乗せても大丈夫なのも安心感があります。
公式サイトにはスキレットやダッチオーブンを直接置くことも可能と書いてあるけど、まだ乗せようと思ったことがありません。
大丈夫と言われても跡がついたりするの怖いです
脚はモデルガンに使われるバイポッド
脚のパーツはバイポッドを使用しており、こちらもまたかっこいい仕上がりになっています
かっこいい天板×かっこいい脚部のかっこいいテーブルです
バイポッドとは
- バイポッド(2脚)とはモデルガンのライフル銃を置いて射撃するときに使われる2脚の支持装置
バイポッド使用をするなんてミリタリー感すごいね
バイポッド折りたたみが可能で足も長さを調整することができます
高さは距離は最短で26センチ~最長38センチです。
バイポッドの高さは最短~最長の間は調整が無段階で出来ます。
細かい調整も可能なので水平じゃない場所でも使うときも水平に調整可能!
バイポッドは取り付け方法にはレールというもので取り付けられるものがあり、TAKIBI SIDE TABLEはレール式を採用している。
かっこいいけど価格が高い?
16,800円とこの大きさの焚き火テーブルとしては高い部類には入ります。
かっこいいけど金額が高いと思いますか?
他のメーカーの焚き火テーブルといえばユニフレームやバンドッグなどがありますが1万円切ることが多く高め。
でも天板にバイポッドやバリスティクスのSBS KITなどの脚などを付けて自作するにしても高くなることもあったり、ガレージブランドで既製品を購入すればもっと高くなります。
同じようなつくりの中では金額が抑えらている方なのね
ガレージブランドのようなカッコよさがありながら、価格も抑えている所はVENTLAXの好きなところ
高いか安いかで言ったら額面だけではなく、買ったあとの満足感なども考慮に入れたいキャンプ道具選びだと思います。
組み立て方は?
バイポッドの取り付け
最初はバイポッドが付いてない状態で梱包されて送られてきます。
バイポッドの取り付けは説明書を見てやれば、手こずりながらも出来ます。
手こずるんかい
バイポッドの取り付けなれていないとよくわからないと思います。
レールと呼ばれるパーツを下の画像のように裏面につけて
表面の六角のねじを締める
テーブルとレールの間は隙間が空いているので
そこにバイポッドをはめて
ねじを回して固定ができるので完成
バイポッドを取り付けてからは、脚の開閉方法と伸縮方法だけを覚えておけばOKです。
レバーを下げて脚の開閉
脚の開閉はレバーを引き下げるとロックが解除されて脚を開くことができます。
たまにレバーが引けないで開かない時がありますが、閉じ切ってないのが原因のことがあります。
しっかり脚を閉じた状態でレバーを引くと開きます。
脚の伸縮操作
脚の接地部近くに回せる固定パーツがあるので回すと固定が外れます。
回してロックを解除できて、反対に回すとロックがかかります。
ロックを外すとバネで一気に伸びます。
ロックを解除して途中まで脚を伸ばしてロックをかければ無段階で調整ができます。
戻す時は固定を緩めて、脚のバネを押し込んで固定パーツを締めるとOK!
本当は両手でやったほうがやりやすいですよ
焚き火サイドテーブルの用途は?何を載せられるか
天板の大きさは70×23cmで横に長く、奥行がやや短い。
オゼンライトやフィールドホッパーのようなA4サイズのソロ用テーブルは約30×21cmなので、面積は倍以上の大きさはあります。
オゼンライトとフィールドホッパーを二つ並べるより長いね
焚き火をしていてチェアの横に焚き火サイドテーブルがあれば、結構いろいろおけると思います。
天板には物をかけて使えるようにもなっているので活用したいです。
実際に使ってみるとどうでしょうか。
私の使い方は大きく3つ
- ソロキャンプのメインテーブル
- ファミリーキャンプで調理台
- インテリアのような飾り棚
ソロでもファミリーでも愛用します!
用途①ソロキャンプでメインテーブル
テーブルの用途は焚き火をしているときの横に置いて飲み物やランタンを置くことができる。
名前の通りの焚き火をしているときのサイドテーブルとして使うことができる。
70cmの幅でチェアの横に置くとソロキャンプには程よいサイズ感。
手の届く範囲で明かり、食器、カップ、バーナーなどを置くこともできます。
コーヒーを飲みたいときにも道具を並べることもできます。
これじゃ足りないという時には別にソロ用テーブルみたいなものを用意しておくといいかもしれません。
エッジスタンドや5050workshopの2wayランタンポールなどを使用してもいいと思います。
用途②ファミリーキャンプで調理テーブル
またメインテーブルとは別にこの机をキッチンスペースとして使用することもできます。
シングルバーナーを使うことで簡単な調理をするだけならこの広さはなかなかいいです。
SOTOのフュージョン(ST-330)をガス間にカバーをつけてさらにカラビナをつけてつるすことでスペースを取らずに調理することができる。
※ガスバーナーの正式な使用方法ではないと思うので、火器の使用は自己責任でお願いします。CB缶の切り込みが上に来ないと液出し状態になるので注意してください。
ガス缶カバーに100均のカラビナを取り付け吊るしています。
フュージョンとTAKIBI SIDE TABLEを組み合わせることでガス缶一体型のST-310などよりスペースが取れる。
5050workshopの2wayランタンハンガーにスタンドプレートを使用するとさらにキッチンとしての使いやすさが良くなります。
用途③インテリアのように飾り棚
かっこいいので単純にインテリアとして活躍します。
テーブルの上にランタンやお気に入りのキャンプ道具を並べるだけでテンションがあがるので、見てるだけでキャンプが楽しくなり飯がうまくなります。
少し大きめなインディアンハンガーの下に配置して上から吊るし、下には並べるとよりテンション高まります。
焚き火サイドテーブルのメリット
デザインのかっこよさからロマン枠であること間違いない。
TAKIBI SIDE TABLEがあるだけでキャンプサイトのかっこよさが引き立って満足感が得られます。
かっこいいだけでなく使用の範囲も広くソロキャンプやファミリーキャンプでも活躍してくれることでしょう。
メリット
- デザインがかっこいい
- 飾ってよし、使ってよしな使い勝手の良さ
- 物が掛けられる仕様が◎
- バイポッドで多少の斜面があっても水平を調整できる
- バイポッドの付け替えでカスタムができる
- ソロでもファミリーでも活躍する
焚き火サイドテーブルのデメリット
TAKIBI SIDE TABLE「VLAT-M70」のデメリットは収納ケースがなく少し運びづらいことと価格は少し高いことです。
収納ケースがないことで持ち運びは少ししづらい
TAKIBI SIDE TABLEは収納ケースがついてこないことでテーブルをそのまま持つので少し持ち運びがしづらいです。
アルミ製で重さも2.0kgしかないので大きさの割には軽く感じます。
持ちやすい形でもあるので持ち運ぶ時も単体では苦になりにくいと思います。
何かと一緒に運んだり、アルミ天板を傷つけないか心配になることがあるので少し持ち運ぶづらいです。
傷つけたくない。かっこよさがゆえに気になるデメリット
価格が少し高い
かっこいいから欲しいけど高くて手が出にくいかもしれない。
でも買うまでは躊躇するかもしれないが、買ったあとの満足感はすごく高いです。
かっこよさがゆえに気にならないデメリット
バイポッドのカスタムが可能
TAKIBI SIDE TABLEのバイポッドは20mmレイルという取り付けに使うレールを使用しています。
20mmレールに対応してあるバイポッドを別途購入することで自分の好みのバイポッドを取り付けることができるようです。
公式サイトにもしれっとこんなことが書いてあります。
公式サイト引用
※バイポッドを使用しているため若干ぐらつきがあります。カスタムしたい方の為に敢えて接着をしておりませんので、気になる方はボンドで接着頂きますようお願いします。
引用元:VENTLAX
カスタムしたい人はバイポッドの交換をすると更に自分のお気に入りにすることができるようです
自分はしばらくオリジナルで使い続けます
予約販売開始・転売ヤーから買わない
キャンプ道具は人気で品切れになりやすいものは高価を付けて転売をすることがよくあります。
この焚き火サイドテーブルも転売の対象になっています。価格も高額になっているのでご注意ください。
フリマアプリなどで転売されているようですが、予約販売を開始し高価な金額で買わなくて済むので公式サイトからの予約販売をしてくれています。
2022年8月販売分は予約を行っていました。
また予約販売が行われるのではないかと予想していますが、欲しくなった方はSNS、ホームページなど確認していくことおすすめします。
まとめ
VENTLAX(ヴェントラクス)のTAKIBI SIDE TABLE(焚き火サイドテーブル)VLAT-M70の紹介をしました。
あまりあるカッコよさ・ロマン枠から即購入してしまったテーブルですが、実用面でも十分活躍してくれるテーブルです。
見てよし、使ってよしなテーブルであり、バイポッド初心者にはバイポッドの良さも教えてくれるようなテーブルだと思います。
見た目から心を奪われた方はぜひ手に入れてみてください。
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参考になれば幸いです。
以上。おわり。