初心者におすすめしたい焚き火台のキャプテンスタッグのV型スマートグリル(UG-48)。
使ってみて多くのメリットに気づき、すごくいい焚き火台だと思ったので紹介をしていきます。初心者から2台目以降の焚き火台を考えているにも、だれにでもおすすめできる万人に向けの焚き火台です。
V型スマートグリルはサイズ展開がいくつかありますが私がお勧めしたいのはミニではなく通常サイズです。
私はAmazon限定モデルを購入したのでレビューしながらと思います。
それでは詳細を紹介していきたいと思います。
あなたが焚き火台に求めるものは何?【焚き火台の選び方・おすすめ7選】
もくじ
V型スマートグリルの特徴
V型スマートグリルは、V型の炉、足を広げると展開できる、クロスした脚で支えるという特徴を持った焚き火台です。
1番の特徴は収納時は薄く収納されてコンパクトですが、脚を開くことと同時に炉が瞬時に組み立てできるのでコンパクトさと組み立ての早さを合わせ持っています。
V型スマートグリル | |
使用時サイズ | 幅350×奥行260×高さ280mm |
収納時サイズ | 幅470×奥行350×厚さ40mm(バッグ収納時) |
重さ | 2kg |
素材 | 本体:ステンレス鋼、脚:鉄(焼付塗装)、ロックフレーム・ゴトク・アミ・ロストル:鉄(クロムめっき)、収納バッグ:ポリエステル |
価格 税込 | メーカー希望小売価格:¥11,000 Amazon¥4,980 |
公式サイト | 詳細を見る |
私はAmazon限定モデルを購入しました
V型スマートグリルのメリット6個
キャプテンスタッグのV型スマートグリルは多くのメリットがありおすすめできる焚き火台でした。
おすすめしたいメリットは6個もあり、焚き火台のオールラウンダーとして初心者におすすめできると感じました。
メリットのくわしくは1つずつ紹介していいきます。
初心者におすすめできる3つのポイント
各メリットの説明をする前に初心者におすすめできる理由を挙げておきます。
他の道具も買うので価格は抑えめが嬉しい
初心者は焚き火台の他にも買う道具がありコストも気になる。
1万円を超える焚き火台も多い中Amazonで5000円以下で購入できるのは初心者には嬉しいです。
地面との距離のある焚き火台をはじめてではおすすめしたいです。
地面への熱対策が必要な焚き火台も増えてきました。地面と火床が近く焚き火シートだけでは焚き火台の下の芝が焦げてしまうなど自然への影響も考えられます。
初心者は『地面が焦げることを防ぐために対策を取る』なんてことに気づくのは少し後かもしれません。
そこで地面との距離のある焚き火台をおすすめしたいです。
組み立て・展開が簡単というのも初心者には嬉しいです。
テントやタープ設営にも時間がかかりますが焚き火台にも時間がかかってしまうと、なかなかゆっくりした時間を作りにくくなってしまいます。
時間を作るという意味で組み立てが簡単なことをおすすめします。
サイズ感はソロ~4人位の使用でおすすめです。
高コスパ!5000円以下でメリットたくさんの焚き火台
焚き火台の相場としては数千円~数万円と幅が広いです。
キャプテンスタッグのV型スマートグリルはAmazonでの販売価格4,980円と5000円を切る価格となっています。
キャプテンスタッグの商品はメーカー希望価格よりも安く販売されていることが多いね
価格が安いだけなら多くの焚き火台があります。安く手に取りやすいだけでなく、メリットが特に多い高コスパ焚火台です。
他のメリットはこれから紹介していくよ
地面への熱対策の簡単
直火禁止の場所で焚き火を行うときは焚き火シートを敷いて焚き火をすることがマナーとなりつつあります。
焚き火シートの役割としては不意に落ちた燃えた薪で地面を焼かないようにすることです。
一方、地面と焚き火台の距離が近い焚き火台が多くなってきて、焚き火シートだけでは対策がとれないものも多くあります。
はじめて焚き火する人は気づけないね
組み立てしやすい・組み立て方法
V型スマートグリルは組み立てしやすく、設営展開に時間がとられにくいことが大きなメリットです。
時間が取れるということは他のテントの設営やタープの設営に時間がかかっても余裕ができたりします。
慣れるまでは設営や料理など時間がかかるものが多くあるから焚き火台も簡単なほうがいいね
組み立て方法
コンパクトになり持ち運びが楽
バッグに収納時のサイズは幅470×奥行350×厚さ40mm
バッグに収納して状態でかなり薄くなり持ち手もついているので持ち運びしやすいです。
すべてのパーツを入れるとこんな状態になります。
ケースにはさらに余裕があるので他の焚き火道具を入れることができます。着火剤や焚き火シート、小さめのトングくらいなら収納できるでしょう。
調理のしやすい
V型スマートグリルは焚き火で調理をしたい人にもオススメです。
熾火が貯まりやすい
V型になっていることで焚き火をして薪がメラメラとした熾火(おきび)になってきた時に、熾が貯まりやすい形状です。
焚き火料理をするときは炎が上がっている時よりも熾火(おきび)になっている方が火力も安定し調理しやすいです。
熾火を寄せたり散らしたりしやすい
溜まった熾を焚き火台の左右片側に寄せることで強火と弱火を焚き火台の中で作ることが出来ます。
熾火が多い方が強火、少ない方が弱火とすることで調理もしやすくなります。
ちょっと写真だと熾火が少なかったのでもっとある状態が調理しやすいかも
火と網の距離が遠すぎない
火と網やゴトクの距離が遠すぎる焚き火台は高価力で調理がしにくいです。V型スマートグリルは熾火とゴトクが近く高火力で調理しやすいです。
火力が強過ぎれば熾を寄せて弱火の所を作ればいいので調理はしやすいです。
片付けやすい
ロックフレームとロストルを外してしまうと、あとは1パーツなので脚をたたむとまた薄い状態に。
使うと多少歪みが出て固さが出ますか問題なく片付けられます。
炭や灰を捨てる時は、脚がクロスしている状態を保つように持ち上げれば持つことができます。
あとは火消しツボにザザザッと入れてもらえばOK!
灰捨て場に捨てる時はロストルやロックフレームを捨てないように注意しましょう。
UCOフラットパックグリルとの比較 後発品の強み
キャプテンスタッグのV型スマートグリルによく似た焚き火台があります。それはUCOのフラットパックグリルです。
UCOの方が先発品でキャプテンスタッグは後発品として販売されたようです。
V型の炉、足を広げると展開できる、クロスした脚で支えるという機構はどちらにも共通しています。
それではUCOのフラットパックグリルとの違いを見ていきます。
先に作った方がいいんじゃないの?
V型スマートグリル(UG-48) | UCOフラットパックグリルM | |
使用時サイズ | 幅350×奥行260×高さ280mm | 34×25.4×28cm |
収納時サイズ | 幅470×奥行350×厚さ40mm(バッグ収納時) | 37.5×27×3.5cm |
重さ | 2kg | 1.75kg |
耐荷重 | 不記載 | 9kg以下 |
セット内容 | セット内容:本体×1、ロストル×1、ロックフレーム×1、ゴトク×1、アミ×1、収納バッグ×1 | ファイヤーピット、バーベキューグリル、収納ケース、網用ハンドル |
価格 税込 | メーカー希望小売価格:¥11,000 Amazon¥4,980 | ¥7,150 Amazon:¥7,150 |
参照 | 詳細を見る | 詳細を見る |
比較するのは炉のサイズが近いフラットパックグリルのMサイズです!S・M・Lの3サイズ展開してます
付属品の違い
ロストル(底網)とゴトクがついてくるキャプテンスタッグと付かないUCO。
本体以外にロストルとゴトクがついてくるのはキャプテンスタッグです。
ロストルの役割は炉と薪の間に空気の層を作って燃焼しやすくしてくれます。焚き火台の使いやすさを高めてくれる付属品です。
ゴトクは焚き火調理をしたいと思ったときに鍋やケトルを焚き火台の上に置くために必要になります。
UCOの底網(ロストル)は別売りをしていますが、投稿時Amazon、楽天などでは出てこないので店舗で見つけるしかなさそうです。
またどちらにも収納ケースがついているのは好感があります。
キャプテンスタッグの収納ケースは収納時サイズ幅470×奥行350×厚さ40mm(バッグ収納時)からわかりますが本体より結構ゆとりのある作りになっています。
ゆとりがあることで、トング、焚き火シート、着火剤など他の焚き火道具も一緒に入れられるというメリットがあるのはキャプテンスタッグ。
UCOの収納ケースはコンパクトで持ち運びやすくデザインがいいというメリットがあります。
収納ケースは好みが分かれると思います。
UCOの収納ケースの方がサイズ的にギアコンテナとかに一緒にいれやすそうかも
価格の違い コスパはキャプテンスタッグ
キャプテンスタッグが定価は高いけど、実勢価格は安い
Amazonでの価格を比較するとUCOは7150円、キャプテンスタッグは4980円とキャプテンスタッグの方が安く購入できます。
おそらく体験できる焚き火台の使い勝手はほぼ同じで、ゴトク・ロストルがついてくる分キャプテンスタッグの方が安いのでコスパがいいのはキャプテンスタッグのV型スマートグリルだと思います。
私もそれを考慮してキャプテンスタッグにしました。
サイズ展開はUCO
サイズ展開はキャプテンスタッグのV型スマートグリルは通常サイズとミニの2展開。
UCOはS・M・Lの3展開となっています。
ミニは幅235×奥行185×高さ210mm、UCOのSサイズは24.1×17.8×20.3cmと似たようなサイズ感です。販売されている薪は通常30~40㎝位が多いので切る必要が予想されます。
ミニやSサイズは薪を切る必要があるかも
UCOのLサイズは使用時が51×41×37.5cmと51cmもの幅があるのでどんな薪でも問題なく使えると思います。6~8人のグループ向けに販売されているようです。
大きいとその分も収納サイズや重さも大きくなってしまうね
一般的に使いやすいのは鹿番長は通常サイズ、UCOはMサイズと思います。
※鹿番長はキャプテンスタッグの愛称です。
UCOとどっちがおすすめか
私は付属品の違いからキャプテンスタッグをおすすめしたいですが、重視するポイントによって変わると思います。
機能面と価格からこちらを買ってみました
おしゃれな雰囲気があるのはUCOさんね
V型スマートグリルAmazonモデルと比較
キャプテンスタッグのV型スマートグリルは通常モデルとAmazon限定モデルが販売されてんいる。
私はAmazon限定モデルを購入したがその違いを紹介します。
V型スマートグリル(UG-48) | Amazon限定 | |
使用時サイズ | 幅350×奥行260×高さ280mm | 幅350×奥行260×高さ280mm |
収納時サイズ | 幅470×奥行350×厚さ40mm(バッグ収納時) | 収納サイズ:(約)幅470×奥行350×厚さ40mm(バッグ収納時) |
重さ | 2kg | 2kg |
セット内容 | セット内容:本体×1、ロストル×1、ロックフレーム×1、ゴトク×1、アミ×1、収納バッグ×1 | 本体×1、ロストル×1、ロックフレーム×1、ゴトク×2、アミ×2(カマドスマートグリルB5型用アミ)、収納バッグ×1 |
素材 | 本体:ステンレス鋼、脚:鉄(焼付塗装)、ロックフレーム・ゴトク・アミ・ロストル:鉄(クロムめっき)、収納バッグ:ポリエステル | 本体/ステンレス鋼、脚/鉄(焼付塗装)、ロックフレーム・ゴトク・アミ・ロストル/鉄(クロムめっき)、収納バッグ/ポリエステル |
価格 税込 | Amazon¥4,980 | Amazon:6,080 |
参照 | 詳細を見る | 詳細を見る |
3つのポイントがあります。付属品の違い、価格の違い、ロゴの違い
付属品の違い
Amazon限定モデルと通常モデルでは付属品が違います。
大きめなゴトク1個の方がこのサイズだと使いやすいかもだけど、スピットタイプも使えます!
2枚に分かれている方が焼きながら炭をいじりやすいです
私はゴトクは通常モデルが使いやすそうで、網はAmazon限定モデルが使いやすいかなと思いました。
価格の違い
価格の違いは通常モデルの方が1,000円近く安く販売されています。(登校時現在)
Amazon販売価格は通常モデル4,980円・Amazon限定モデルは6,080円でした。
ロゴ・付属品の違いも含めて納得できるものを購入できるといいね
ロゴの違い
収納ケースの違いでもロゴの違いが出てきましたが本体についているロゴも同様に変わっています。
ロゴは好みで選びましょう!
どちらがおすすめ
Amazon限定モデルの付属品が私は好みでAmazon限定モデルを購入しました。付属品はAmazon限定モデルがおすすめ。
コスパを考えると通常モデルの方が1000円以上安く購入できるので通常モデルの方がおすすめ。
あとは好みのデザインで決めることがいいと思います。
V型スマートグリルのまとめ
誰にでもおすすめできる焚き火台としてキャプテンスタッグのV型スマートグリルのレビューを行ってきました。
UCOやAmazon限定モデルとの比較にもありますが、基本的にはどれも地面との距離があり設営簡単なV型の構造がどなたにも使いやすくおすすめできるかなと思います。
個人的にはAmazon限定モデルもおすすめですが通常モデルもコスパを優先した人にはおすすめです。
焚き火好きな私としたらまたいい焚き火台と出会えたと思いました。
参考になれば幸いです。
以上。おわり。
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