焚き火台選びで見ておくと良いポイントをまとめていきます。焚き火台選びで迷っている人は参考にしてみてください。
焚き火台はそれぞれメリット・デメリットがあります。
自分の中でどのメリットは必須で、どのデメリットは許容できるのか見つけ出すといいでしょう。
はじめてだからわからないよ
という方のためにも、焚き火台にはどんな特徴があるのかポイントのまとめていきます。
そして選び方を踏まえた上で上でおすすめの焚き火台を紹介していきます。
焚き火台レビューをいくつかやってきた意見を入れていきます
もくじ
焚き火台の必要性
そもそも焚き火台は必要なのか?という疑問。
焚き火台を使うことで、地面との距離ができて地面や植物を焼かずに、灰や炭の片付けもしやすいです。
キャンプ場で焚き火台を使用することが常識になっています。
直火OKというキャンプ場の方がが珍しいです
焚き火台を使用することのメリット
- 直火禁止のキャンプ場でも焚き火ができる
- 延焼などから火災になりにくい
- 地面を焼いてダメージをあたえにくい
- 片付けをしやすい
上記などが挙げられますので使ったほうが便利だったりします。
直火禁止のキャンプ場で焚き火をしたければ焚き火台がマストアイテムとなってきます。
いい焚き火台の条件は何か
どんな焚き火台がいい焚き火台の条件なのか。それは人によって違います。
人によって違うって元も子もないような
人によって求めるものが違うから人によって違うんだ
じゃあ、どんなことを人が求めるのか教えてくれる?
焚き火台に求めるもの
- 軽量・コンパクトな焚き火台 ⇛徒歩キャンパーやUL(超軽量)キャンパー
- 家族やグループで囲えるような大きめな焚き火台 ⇛ファミリーキャンパーやグループキャンパー
- 直火に近いような低い焚き火台 ⇛地べた(グラウンド)スタイルキャンパー
- 見た目を重視な焚き火台 ⇛美しさに癒やされたい
- 設営・片付けが簡単な焚き火台 ⇛時間をあまりかけたくないキャンパー
- 煙を少なくしたい・豪快に燃やせる 二次燃焼できる焚き火台 ⇛焚き火の煙が苦手なキャンパー・大きな火が見たい
焚き火台に求めるもので多種多様な要望がありそれに合わせた焚き火台が多く出ているよ
求めるものがわからない初心者はどうしたらいいの?
初心者が気にしたい焚き火台の選び方・ポイント
初心者が焚き火台選びで気をつけたいポイントは5つ。このポイントを抑えた焚き火台選びをすることで失敗は少なくなります。
初心者の焚き火台選び
- キャンプの移動手段に合わせた持ち運びやすさ
- 使う人数に合わせた大きさ
- 組み立てやすさ
- 市販薪を切らずに入れられるサイズ
- 地面との距離
金額も高すぎないほうがうれしいね
ポイント
①移動手段が徒歩・自転車・バイクなら持てる大きさ・重さが限ぎられる。持ち運べないものは選ばないようにしよう。自動車ならあまり気にしなくてOK。
②使用人数に合わせた焚き火台を選ぶこともポイントです。1人で使うなら大きな焚き火台は必要ないし、複数人で使うときにはみんなで暖が取れるような焚き火台がいいです。
移動手段と使用人数でまずは絞ることが大切なのね
③〜⑤は使い勝手のポイントになるよ
③組み立てやすさは簡単な方がいいです。初心者は他にもテント設営や火付けなど時間がかかる可能性があるのでパーツが多かったり複雑な組み立て方だと苦労します。
④市販薪を切らずに入れられる焚き火台の方が楽でいいです。大体市販薪は35〜40センチが多いので、幅が35センチ前後はあったほうがいいと思います。
⑤地面との距離がある程度取ってある焚き火台が地面への熱は防げます。近い焚き火台だと熱で芝生が焦げてしまうこともあります。
初心者におすすめな焚き火台3選
初心者におすすめできる焚き火台3選
2台目以降で焚き火台選びは使う人の好みが出る
焚き火に慣れてきたときに様々なものを求めることになると思います。さまざまというのは人によって違います。
下の表に焚き火台に求めるものを並べてみました。
重さ | 軽量がいい | 重さは気にしない |
収納時サイズ | コンパクトがいい | 大きくてもいい |
設営のしやすさ | 組み立ては早く | 少しの手間は気にしない |
使用時の幅 | 薪は切らずに使いたい | 長い薪は切るから気にしない |
使用時の面積 | みんなで囲える・薪が組みやすい面積がいい | 面積は気にしない |
調理のしやすさ | 調理がしやすい方がいい | 焚火では調理はしない |
二次燃焼 | 二次燃焼が見たい・煙が気になる | いらない |
人と被りたくない | ガレージブランド・高価格帯 | 被っても気にしない |
メーカー | 安心感のあるメーカー・国内メーカー | 海外製品でも気にしない |
灰が落ちにくい | 下部にスリットなし | 気にしない・下部にスリットあり |
地面への熱対策 | 地面との距離がある | 熱対策は自分で行う |
金額 | 安い方がいい | 性能の方が大事 |
キャンプスタイルや好みによって変わってきます。最初の一台でここまで考えないね。
自分の中でこれとこれは譲れないというポイントで選ぶといいね
著者あおパパの選ぶ一台
収納サイズ・設営のしやすさ・使用時の幅・面積・調理のしやすさを優先したいと考えていたのでたどり着いた焚き火台は鎌倉天幕のソリスト炎でした。
同じ条件でこれもよかったと思ったのはTOKYO CRAFTSのマクライト。
おすすめの焚き火台と特徴
おすすめの焚き火台と特徴について『焚き火台に求めるもの』もとにどんな焚き火台か紹介していきます。
※重さは1㎏を超えるか超えないか、安いか高いかは1万円を超えるか超えないかで分けてチェックをしておいたので参考にしてみてください。
鎌倉天幕 ソリスト炎
鎌倉天幕の焚き火ソリスト炎(SOLOIST HOMURA)は私が愛用している焚き火台の一つです。
この焚き火台の特徴は一瞬で組み立てできるという機能にあります。
コンパクトに収納されるが、本体は1パーツで開くだけで組み立てができる。
風防もあり調理用のスピットも2段で付けられる優れた焚き火台です。
重さ | 重さはそれほど気にしない | |
収納時サイズ | コンパクトがいい | |
設営のしやすさ | 組み立ては早く | |
使用時の幅 | 薪は切らずに使いたい | |
使用時の面積 | 面積は気にしない 収納時コンパクトな割に広くなる | |
調理のしやすさ | 調理がしやすい方がいい | |
二次燃焼 | いらない | |
人と被りたくない | ガレージブランド・高価格帯 | |
メーカー | 安心感のあるメーカー・国内メーカー | |
灰が落ちにくい | 気にしない・下部にスリットあり | |
地面への熱対策 | 熱対策は自分で行う | |
金額 | 性能の方が大事 |
TOKYO CRAFT マクライト
TOKYO CRAFTの焚き火台マクライトの特徴はコンパクトで軽量でありながら、展開すると36㎝×40㎝と大きめな面積になって焚き火がしやすいです。
調理用のゴトクが2段調整できる、風防もついていると構造がよく考えられていると思います。
重さ | 軽量がいい | |
収納時サイズ | コンパクトがいい | |
設営のしやすさ | 組み立ては早く | |
使用時の幅 | 薪は切らずに使いたい | |
使用時の面積 | 薪が組みやすい面積がいい | |
調理のしやすさ | 調理がしやすい方がいい | |
二次燃焼 | いらない | |
人と被りたくない | ガレージブランド・高価格帯 | |
メーカー | 安心感のあるメーカー・国内メーカー | |
灰が落ちにくい | 気にしない・下部にスリットあり | |
地面への熱対策 | 熱対策は自分で行う | |
金額 | 性能の方が大事 |
ユニフレーム ファイアグリル
ユニフレームのファイアグリル焚き火台は初心者にもおすすめですが、多くの人におすすめできる焚火台です。
車移動の人で大きさや重さを気にしなければ、ほとんどデメリットがない焚き火台です。
組み立ては早く、片づけやすい。火床も大きさがあるので薪が組みやすく複数人でも囲いやすいし薪も切らずに入ります。
地面との距離もあり、グリルとしても使えるので炭火でバーベキューもできます。
オプション品も豊富で必要なものだけ追加機能を足せるのもメリットです。
重さ | 重さは気にしない | |
収納時サイズ | 大きくてもいい | |
設営のしやすさ | 組み立ては早く | |
使用時の幅 | 薪は切らずに使いたい | |
使用時の面積 | みんなで囲える・薪が組みやすい面積がいい | |
調理のしやすさ | 調理がしやすい方がいい オプションあり | |
二次燃焼 | いらない | |
人と被りたくない | 被っても気にしない | |
メーカー | 安心感のあるメーカー・国内メーカー | |
灰が落ちにくい | 下部にスリットなし | |
地面への熱対策 | 地面との距離がある | |
金額 | 安い方がいい |
キャプテンスタッグ v型スマートグリルM
キャプテンスタッグのV型スマートグリルMは組み立てが簡単で地面との距離もあるので初めての焚き火台にもおすすめです。
熾火も溜めやすく調理にも向いています。
そこまでサイズも大きくないので車移動なら気にならないと思います。
重さ | 重さは気にしない | |
収納時サイズ | 大きくてもいい | |
設営のしやすさ | 組み立ては早く | |
使用時の幅 | 薪は切らずに使いたい | |
使用時の面積 | 面積は気にしない | |
調理のしやすさ | 調理がしやすい方がいい | |
二次燃焼 | いらない | |
人と被りたくない | 被ってもいいものがいい →あんまり被らないかも? | |
メーカー | 安心感のあるメーカー・国内メーカー | |
灰が落ちにくい | 下部にスリットなし | |
地面への熱対策 | 地面との距離がある | |
金額 | 安い方がいい |
コールマン ファイアーディスク
コールマンのファイアーディスクは組み立てがとにかく簡単で価格も抑えられている方なので初心者にはおすすめです。
組み立ては脚を3つ広げるだけ。収納ケース付きで価格も抑えられています。切らずに薪も使えるし灰が下に落ちてくることも少ないです。
地面との距離は脚で少し空いていますが十分ではないので、芝生サイトなどでは追加で対策をした方がベターでしょう。
重さ | 重さは気にしない | |
収納時サイズ | 大きくてもいい | |
設営のしやすさ | 組み立ては早く | |
使用時の幅 | 薪は切らずに使いたい | |
使用時の面積 | みんなで囲える・薪が組みやすい面積がいい | |
調理のしやすさ | 調理がしやすい方がいい | |
二次燃焼 | いらない | |
人と被りたくない | 被っても気にしない | |
メーカー | 安心感のあるメーカー・国内メーカー | |
灰が落ちにくい | 下部にスリットなし | |
地面への熱対策 | 熱対策は自分で行う →そこそこ距離があるが対策は加えた方がいいでしょう | |
金額 | 安い方がいい |
TokyoCamp 焚き火台
TokyoCampの焚き火台は軽量・コンパクトな焚き火台でかつ低価格が欲しい人にはおすすめです。
軽量でかつコンパクトな焚き火台は高価格なものが多い印象ですが、TokyoCampはコストも抑えてくれています。
幅も40.2㎝と長く区切りがないため長い薪も切らずに対応できます。
重さ | 軽量がいい | |
収納時サイズ | コンパクトがいい | |
設営のしやすさ | 少しの手間は気にしない | |
使用時の幅 | 薪は切らずに使いたい | |
使用時の面積 | 面積は気にしない | |
調理のしやすさ | 焚火では調理はしない →焚き火とスピットの距離を短くするオプションあり | |
二次燃焼 | いらない | |
人と被りたくない | 被っても気にしない | |
メーカー | 安心感のあるメーカー・国内メーカー | |
灰が落ちにくい | 気にしない・下部にスリットあり | |
地面への熱対策 | 熱対策は自分で行う | |
金額 | 安い方がいい |
ウルフアンドグリズリー ファイアーセーフ
ファイヤーセーフは直火に近い焚き火台が欲しい人にはおすすめです。
地面との距離はほぼないので地べたスタイル(グラウンドスタイル)人向けの焚き火台です。
収納時もコンパクトになり、デザインも優れていてグッドデザイン賞も受賞している焚き火台です。
地面への熱は免れないのでその点を考えて使える人が手にした方がいいでしょう。
重さ | 軽量がいい | |
収納時サイズ | コンパクトがいい | |
設営のしやすさ | 組み立ては早く | |
使用時の幅 | 長い薪は切るから気にしない | |
使用時の面積 | 面積は気にしない | |
調理のしやすさ | 調理がしやすい方がいい オプションでしやすくなる | |
二次燃焼 | いらない | |
人と被りたくない | ガレージブランド・高価格帯 | |
メーカー | 海外製品でも気にしない | |
灰が落ちにくい | 下部にスリットなし | |
地面への熱対策 | 熱対策は自分で行う | |
金額 | 性能の方が大事 |
焚き火台以外にも焚き火に必要なの道具
焚き火をするときには焚き火台以外にも道具を使います。
焚き火をするに必須なものとなくてもどうにかなるけどあると便利なものがあります。
紹介するとともに私が使ているものも載せておきます。
焚き火に必須なもの
焚き火シート
焚き火台の下に敷き延焼を防ぎます。
ただ熱対策になるわけではないので地面の焦げ防止には別に対策が必要です。
トング
トングは薪をいじるためには必要になってきます。100均のものより使い勝手のいいものはいくつも売っています。
手袋(グローブ)
薪を触るときにトゲなどの対策になるのとトングでも熱を感じるのでグローブは必須です。
ワークマンの安い革手袋を使ってるよ
火消し壺
もしものときにすぐ消火できる対策もあるといいよ
焚き火をする時に役立つもの
着火剤
スムーズに火をつけるために着火剤は便利です。私は便利なので着火剤に頼る派。
リンクのファイヤーライターズはマッチ一体型で便利です。
火吹き棒
火吹き棒は安くてもいいので購入すると便利です。セリアなど100均にも売っています。
リフレクター・風よけ
風対策や目隠し、熱の反射などの目的使えます。
薪割り道具・のこぎり
薪から焚き付けを作るときには割る道具があると便利です。斧、ナタ、ナイフが薪割りに使えます。
ナイフは刃の厚みが必要だったり、フルタングの方がバドニングの耐久性は増します。
※フルタングとは持ち手まで
長さを短くする必要があるときはのこぎりを使用します。
このナイフはコスパはいいけどフルタングではないよ
焚き火台の選び方まとめ
焚き火台の選び方について整理していきました。
焚き火台はそれぞれメリット・デメリットがあり自分の中でどのメリットは必須で、どのデメリットは許容できるのかわかると選びやすくなります。
初心者はそれがまだわからないと思いますので私が考える初心者が焚き火台選ぶときには
ポイント
- キャンプの移動手段に合わせたサイズ・重さ
- 使用人数に合わせたサイズ
- 組み立てやすさ
- 市販薪を切らずに入れられるサイズ
- 地面との距離
こんなことを考えて選べるといいと思います。
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参考になれば幸いです。
以上。おわり。