キャンプの棚として使われているフィールドラック。
フィールドラックのそれ以外の用途はテーブル、クーラーボックススタンド、荷物置き、レイアウトなど多岐に渡る活用ができます。
まだ買うことを悩んでいる方は早くフィールドラックは買った方がいい!これが私の考えです。
おすすめのcamping moon(キャンピングムーン)のフィールドラックについて紹介していきます。
私はキャンピングムーンのフィールドラックを使用しています。
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もくじ
フィールドラックとは
フィールドラックは折りたたみ可能な格子状の天板のラック。
単独での使用もできるし、重ねて使うこともできる。
別売りの天板を乗せてテーブルとして使用することもできる。
とにかく取り回しが効くラックでキャンプでよく活躍します。
おすすめする人
- 車で移動する人
- 軽量化をそこまで重視しない人
メーカーはユニフレームが代表的であるが、Camping Moon(キャンピングムーン)やHIBARI(ひばり)などからも販売されている。
各メーカーをおすすめしたい人
- ユニフレーム・・・少し値段がしても使いやすさ、日本キャンプメーカーの信頼感、オプション品の豊富なほうがいい人。
- キャンピングムーン・・・コストは抑えたく、オプション品も使いたい人。重さや厚みを違いを気にしない人。
- HIBARI・・・オプション品はそこまで必要ないからコストは抑えたい。重さも厚みもユニフレーム同等がいい人。
詳しく後半で比較していきます
フィールドラックのメリット
フィールドラックを購入すると何をすることができるか。
基本的には棚(1~3段)、机として多目的に使うことができる。
おもな用途
- 1段~3段棚
- テーブル
- クーラーボックススタンド
- 設営・撤収の一時的な物置場
フィールドラックは分散耐荷重30㎏もある。
耐荷重のあるラックがあるメリットはなんでしょう。
フィールドラックのメリット
- 荷物、収納ケースが汚れない
- 収納ケースなどを並べてレイアウトするときに高さが出る
- クーラーボックススタンドが不要になる
- 設営・撤収時に役に立つ
ケースがラックの上に乗るだけでレイアウトが引きしまる!
棚としての活躍
1段ラックならクーラーボックスや収納ケースなど大物を横に並べてレイアウトすることができる。
ALBATRE(アルバートル)のマルチギアコンテナ68Lを乗せるとこんなサイズ感。
ちょうどいいサイズ!
地面で汚れることもない。
クーラーボックスなら地熱の影響も受けにくくなり、クーラーボックススタンドは別に買う必要はない。
写真はAOクーラー24パックキャンパスソフトクーラー(左)をフィールドラックに乗せたサイズ感はこんな感じ。
ちょうど2つ乗るサイズ感で重宝してます!
重ねることで2段ラック、3段ラックとして好きなキャンプ道具を並べることができる。
寝る時にはコットの枕元に置いてバッテリーとスマホ、メガネなども置いたりも。
ポータブル電源など大きい物も置くことごできて、更に電源を引っ張り電気毛布をセッティングできる。
ポータブル電源の選び方【キャンプでの必要性】おすすめ7選比較と用途や使う家電
テーブルとしての活用
『メインテーブル以外に作業するテーブルが欲しい』というときはテーブルとして使うこともできる。
1回のキャンプでラックとテーブルの使い分けることも可能だ。
子連れで調理スペース別にしたいときにも役立つ!
テーブルとして使う場合には、天板を置いて使うこともできるし、物が落ちなければなしでも良い。
わが家ではデッキでタフまるなどガスコンロ使う時とかにもテーブルとして使うこと多いよ
机としては面積は大きすぎないので、ソロのメインテーブルで使える。
これをソロキャンプのメインテーブルにすることも全然できるね。
天板も販売されているので格子状では物が落ちるというときに使える。
もしくは複数人数で使う時はメインテーブルのちょい足しとしても使える。
1段なら地べたスタイルの机として、2段ならローチェアと合わせて使える。
マルチな活躍ができる名脇役
フィールドラックの使い道・買った理由
フィールドラックを購入した理由は『レイアウトしやすいように』正直この1点だけで購入した。
ただ購入してみるとそれ以上に使える幅が広く使い道が多いことに気づく。
使い道
- 縦に重ねても、横に並べてもレイアウトに役に立つ
- 収納ケースが汚れなくなる
- クーラーボックススタンドの代わりになる
- テーブルとしても使える
重さがあっても持っていく価値あり
フィールドラックの特徴・スペック
キャンピングムーンのフィールドラックのスペックは表の通り。
使用時サイズ | 横60cm x 縦35cm x 高さ23cm |
収納サイズ | 横60cm x 縦35cm×2.3cm |
重さ | 2.15kg |
分散耐荷重 | 約30kg |
収納ケース | 付属セットあり |
色 | 黒、カーキ、ステンレス |
オプション | 天板(竹製、アルミ、ステンレス)、収納ケース、メッシュケース、コーナーエクステンション |
価格 | 2枚・収納袋セット5,980円 3枚・収納袋セット7,980円 |
参照元 | Amazon |
各スペックについて詳しく書いていきます
乗せられるサイズはクーラーボックスでも
大きさ横60cm x 縦35cm x 高さ23cm
天板は60×35cmと大きめ。大きいもの何が載せられるかあげてみると
乗せられるもの
- 高コスパな収納で有名なワットノットのワンタッチバケットなら2個
- 無印良品の頑丈ボックス大なら1個乗せられる
- 同サイズのトランクカーゴ50も乗せることができる
- クーラーボックスもだいたい載せられるサイズ感(重さは注意)
- 大多数のテント(撤収時など)
キャンプで持っていく大物たちは任せとけ
重ねた時の天板と天板の高さで分かりやすいのはCB(カセットボンベ)缶の高さ(約20㎝)と比較するとわかりやすい
収納時サイズは薄くなるので場所取りづらい
大きさは(約)横60cm x 縦35cm×2.3cm
1個あたりは厚さ2.3㎝まで小さくなる。
収納ケースに3個+天板を入れて置けるので天板も入れて片付けられることもメリット
重さはそこそこあり女性には重たい
1個あたり重さ2.15kg
3個ケースに入れて持つと約6.5㎏と結構重い。
徒歩キャンプなどには重さを気にするキャンプには持っていけないが、車でキャンプにいくような人には問題はない。
正直、私には重たいよー
耐荷重ありかなり丈夫
耐荷重30kgまで
30kgといえば2Lペットボトルを6本ケースを2箱載せてもそこまでいかない。米なら10kg袋3個載せられるくらいの耐荷重があり載せることは可能。
分散耐荷重なので重さが偏ると耐えられないので、無理やり30kgまで載せない方がいい。
公式サイトにも20㎏程度を目安にとのこと
キャンプで持っていくものほぼ載せることはできるんじゃないかな
大き目のクーラーボックスをパンパンにしたら注意したいね
収納ケース
収納ケース付きのセットがお得に買えるのでおすすめ。
収納ケースはあった方が絶対に持ち運びやすい。
クッション材入りでぶつけたりした時にも安心感がある。
ケース付きがオススメです!
デメリット
デメリットとして考えられることは重さ、そして設営は固くて慣れが必要
重さは複数枚持った時に6㎏強になりそれなりに重たい。
そのため徒歩キャンプ、ツーリングキャンプなどには向かない。
車で移動するキャンプ向けのキャンプギアになる。
車で移動していれば問題ないデメリット
また設営の時に脚をはめる動作が固めで力がいる。
特に女性は少し力がいるので注意が必要である。
手を挟むなどクチコミも散見するので設営の時に持つ場所も確認しておきたい。
私は気をつけているので挟んだことはないです
ゆだんしていると挟むのよ
ユニフレーム・HIBARIのと比較
私が購入したキャンピングムーンと本家ユニフレームとHIBARIの商品を比較行ってみる。
スペック比較は表を見てみてください。
1枚当たりのスペック | キャンピングムーン | ユニフレーム | HIBARI |
使用時サイズ | 約60cm x 35cm x 高さ23cm | 約60×35×23(高さ)cm | 約60 x 35x 23 cm |
タイトル収納時サイズ | 約60cm x 35cm×2.3cm | 約60×35×1(厚さ)cm | 約60x35x1(厚さ)cm |
タイトル重さ | 2.15kg | 約1.7kg | 約1.8kg |
分散耐荷重(1枚) | 約30kg | 約30kg | 約30㎏ |
収納ケース | 900Dバリスティックポリエステル、ベルト/ポリプロピレン付属セットあり | 6号帆布・パラフィン加工別売り(税込み3,400円) | 900Dポリエステル付属セットあり |
カラー | 黒、カーキ、ステンレス | 黒、オリーブグレー、クロムメッキ(シルバー) | 黒 |
オプション品 | 天板(竹製、アルミ、ステンレス)、収納ケース、メッシュケース、コーナーエクステンション | 天板(木製、ステンレス、それぞれハーフサイズも)、収納ケース、メッシュBOX、コンプレッションベルト、 | 天板(竹)、収納ケース |
価格(税込み) | 2枚セット収納袋付き5,980円 | 1枚4.500円 | 2枚セット収納袋付き6,000円 |
参照 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
各メーカーをおすすめしたい人
- ユニフレーム・・・少し値段がしても使いやすさ、オプション品の豊富なほうがいい人。
- キャンピングムーン・・・コストは抑えたく、オプション品も使いたい人。多少の重さや厚みを気にしない人。
- HIBARI・・・オプション品はそこまで必要ないからコストは抑えたい。重さも厚みもユニフレーム同等がいい人。
Amazonや楽天のレビューはどれも約4.5と高評価なので失敗の可能性低いかも
使用時サイズ・収納時サイズの比較
比較してみると使用時のサイズはほぼ同じ。
フチの厚さが違うため収納時のサイズに違いがある。
キャンピングムーンは2.3㎝厚みがあるが、ユニフレーム・HIBARIは1㎝と厚さが抑えられている。
厚みがないほうが収納時はコンパクトに収まりやすい。
キャンピングムーンでも厚みあまり気にしたことないけどね
重さの比較
重さについてはキャンピングムーン>HIBARI>ユニフレームの順に重い。
3枚だと6.45㎏>5.4㎏>5.1㎏と1㎏以上の違いになってくる。
3枚など複数使用するとその差は大きくなりやすい。
5kgも重たい気がするけど…
それに500mlペットボトル2~3本が足される感じ
分散耐荷重の比較
分散耐荷重はどのメーカーも同じく約30㎏と違いがない。
収納ケースの比較
収納ケースは付属しているセット販売しているキャンピングムーンとHIBARI。
ユニフレームは別売りとなっている。
ユニフレームの帆布製で3400円。一方キャピングムーンはクッション材入りのポリエステル1780円と高コスパ。
クッション材入りの方が安心感があっていいと思います!
価格の比較
2枚+収納ケースとして価格を比較するとキャンピングムーン5,980円<HIBARI6,000円<ユニフレーム1万2,400円。
ユニフレームは他社の倍程度の価格になる。
3枚+収納ケースだとさらに金額差がひろがるね
キャンプで3枚使うこと結構多いしね
比較を通して
各メーカーをおすすめしたい人
- ユニフレーム・・・少し値段がしても使いやすさ、日本キャンプメーカーの信頼感、オプション品の豊富なほうがいい人。
- キャンピングムーン・・・コストは抑えたく、オプション品も使いたい人。多少の重さや厚みを気にしない人。
- HIBARI・・・オプション品はそこまで必要ないからコストは抑えたい。重さも厚みもユニフレーム同等がいい人。
フィールドラック欲しいなら正直どれを買っても満足して使える気がしてます
ユニフレームを選ぶ人
厚みの薄くて少しでも軽量を求めて信頼感を含めて多少高くてもいいと思う人はユニフレーム。
オプションも結構あって日本製だよ
キャピングムーンを選ぶ人
キャンピングムーンはフィールドラックとして高評価を積み重ねてきた所でアマゾンのレビュー数もかなり多く実績があり、私自身も使っていて本当にいい商品だと思っている。
カラー展開や付属品、タイプ別など充実している。
IGT対応のフィールドラックも面白いし、ステンレスタイプが欲しければキャンピングムーン!
HIBARIを選ぶ人
HIBARIのフィールドラックは性能を比較してみると厚さや重さもユニフレームに近づいており価格は抑えられている。
厚み・重さ・価格をみるとこっちでもよかったかなと思うところもある。
ただ私はオプション品の充実などからもキャンピングムーンでよかったと思っています
オプション品でカスタム
キャンピングムーンはカスタムしやすいように様々なオプション品を販売している。
いろんな製品があってフィールドラックに合うようにいろいろ考えられた製品からはフィールドラック愛を感じる。
天板
天板は竹集成材とアルミ製、ステンレス製、レザー製テーブルマットの4種類用意されている。
天板があると格子部分から物が落ちにくくなりテーブルとしての使用がしやすくなる。
アルミ天板の方は端に隙間がありもの掛けておけるような作りになっている。
テーブルとして使いながら例えばシェラカップやカラビナを使用してケースを脇につけるなどアイディア次第で様々なものを吊り下げることができる。
吊り下げる用のサイドストレージも販売されている。
フィールドラック コーナーエクステンション
フィールドラック同士を連結させる機能がある。
画像のようにフィールドラックをつなげて焚火の囲炉裏テーブルのようにも使える。
まるでスノーピークのジカロテーブル・・・!
メッシュボックス
食器などを入れておくようにメッシュボックスも販売されている。
2段以上に重ねて、ラックとラックの間に吊るす使い方ができる。
ユニフレームのフィールドラックで使用している人もいる。
IGT適応?フラットバーナーが使えるフィールドラック
グリルテーブル IGT用 フィールドラック フルセット CK-2+P25というものも販売されいてる。
IGT用と謳っているが、スノーピークのIGT(アイアングリルテーブル)サイズがはめ込めるフィールドラックだ。
IGTサイズの小さいものが欲しいと思う人にはいい。
IGTサイズのテーブルは高価格なものが多いのでこちらはコストが抑えやすい。
竹製の天板もついているのでIGTサイズの物を使わないときはテーブルやラックとして使用できる。
IGTサイズのものを使用したいけどIGT用のテーブルが高いと思ったときに使いやすい。
特に使いたいものはスノーピークのフラットバーナー・雪峰苑・プレートバーナー。
調理台としてメインテーブルの脇にフラットバーナー入りのフィールドラックを使用して、使用後は天板と入れ替えてテーブルとしても使用できる。
ちなみにIGT用のラックはサイズが通常のものとは違うため天板の共有はできない。
まとめ
キャンピングムーンのフィールドラックについてまとめてきました。
棚、机、クーラースタンド、物置用など使い分けができてキャンプでかなり重宝しています。
キャンプでかなり使えるものになるので、迷っている人にはかなりおすすめです。
キャンピングムーンはフィールドラックのオプションやカラー展開やステンレス、IGT用などフィールドラックに特化した展開をしているので面白いですね。
Twitterでもキャンプ関係のことつぶやいているのでよかったらフォローお願いします。ブログ更新もツイートしてます。
参考になれば幸いです。
以上。おわり。