私達はキャンプをする際には、気持ちよく楽しく最後まで過ごしたいですよね。
しかし、マナーを守らない人がいたら「いやだな」「楽しんでいたのに台無しだな」となってしまいますね。
またキャンプ場を管理している人にも迷惑が掛かり、運営の妨げになってしまうこともあります。
マナーというと近くにいる人に迷惑をかけない、管理人に迷惑をかけない、借りている場所を大切にする。
賃貸物件での過ごし方と似ていると思いました。
キャンプに行く前にご確認頂ければと思います。
キャンプ経験者でもマナー違反になってしまうこともあるので改めて確認できるといいと思います。
基本的にはみんながお互いキャンプを楽しめるように心がけることが大切ですね。

改めてまとめてみると自分も守れていたかなと振り返ることにもつながりました。
もくじ
キャンプ場のルールを守る

キャンプに行く前にキャンプ場の利用規約・ルールを確認することが大切。
キャンプ場ごとにルールが違うことがあるので、確認してから望みましょう。
ゴミ捨て、消灯時間、チェックイン・チェックアウト、直火禁止・可能など。
細かな点でいうと花火の可否・ドローン飛行・楽器の使用なども記載されていることもあります。
キャンプ場のルール・規定を確認する
- 事前にルールを確認する。
- キャンプ場ごとにルールが細かく違う。
消灯時間を守る

消灯時間には周りの人が寝ることを考えて過ごしましょう。
消灯時間になってもメインランタンが煌々と光っていて、大声でしゃべり、音楽が鳴なっていたら近くのサイトの人は眠れない。
周りの人が眠りやすい環境を作れるように注意して過ごしましょう。
消灯時間に注意すること
- ライトは消す・もしくは最低限に絞る。
- 音楽は消す。
- 会話は極力控え、大声でしゃべらないように注意する。

家にいるときも同じよね。
同じ部屋で眠れない人がいても電気は暗くして、音楽とかテレビは消すようにするもんね。
ゴミ捨て

ゴミが捨てられないならゴミを持ち帰る準備もしておきましょう。
行く前にキャンプ場でゴミが捨てられるか確認しましょう。そして何が捨てられるか。
間違ってもゴミを置いていくなんてことはないようにしましょう。
キャンプ場にゴミが捨てられる場合
- 捨てられるゴミの種類を確認する。
- 分別などルールを守って捨てる。
- ガス缶はガス抜きをする。
- 捨てられないものは持ち帰る。
ゴミを持ち帰る場合
- ゴミ袋や分別できるように準備をしておく。
- 炭や灰を持ち帰れるような準備をしておく。
キャンプ場によってはゴミは全部持ち帰らなくてはいけない場合もある。

よく出るごみは燃えるゴミ、生ごみ、プラスチック、ビン、缶、ガス缶、電池、炭など燃えカス等かな?
自然を大切にする

他のキャンパーへの配慮、キャンプサイトの管理者へ配慮は大切。
加えて、自然の中で時間を楽しむので自然への配慮も気を付けよう。
火の取り扱い(直火・後始末・焚き逃げ)

火の取り扱いで注意したいこと
- 直火は許可されている場所だけ
- 火の後始末を行う
- 焚き逃げしない
直火の可否
直火での焚火やBBQを禁止している場所は多い。
禁止されている場所での直火はやめ、焚火台やBBQコンロを使用しよう。
直火は無骨でかっこいい印象があるかもしれないが、ルールを守らないでやることはかっこよくない。
火の後始末
薪や炭など火の後始末もしなくてはいけない。
捨てられるキャンプ場では指定の場所に適切に捨てる。
捨てられない場合には消火して持ち帰る。
この時火消しツボがあると便利だ。
焚き逃げ
焚き逃げにならないように注意したい。
直火できるサイトでも焚火して、燃えカスをそのまま置いて帰ることはマナー違反だ。
石でカマドを作ったなら石も崩して帰らなくてはいけない。

家でBBQもきれいに片づけてくれる人となら気持ちよくできるものね
音楽や大声での会話・騒音・楽器の使用

音に関する配慮
- 音楽の音量には配慮する。
- 常に大声でしゃべることのないように。
- 楽器の使用には注意が必要。
キャンプ場では音楽を楽しむ人や一緒に来た人と会話を楽しむ人は多くいる。
一方で、音楽を大音量で音量で流してしまうと周りが不快な想いをする場合がある。
消灯時間になって、キャンプサイトが近くにあるようなら音楽は消すようにしよう。
またずっと大声でしゃべっているとそれも不快に受け取られることが多い。
特に周りが静かになった夜は注意が必要だ。
楽器の使用も注意が必要だ。
まずは楽器の使用が許可されているか確認してから使用しよう。
一緒に行った人を楽しませよう、楽器の練習をしようと思っていくかもしれないが、周りは不快に感じることもある。
夜は特に静かな時間を楽しみたい人がいるのでやめた方がいい。

アパートで過ごすのと似ているかもしれないね

他の人も過ごしているという気持ちを持つのは同じかもしれないね。
他人のサイトに無断で入らない

他人のサイトに無断で入らない
- 移動の際に他人のサイトに入らない・横切らない
- 盗難を疑われないように
移動の際にも他人のサイトには無断で入らないように注意しよう。
テントやリビングスペースができるとある種そのサイトは”プライベート空間”に生まれ変わる。
知らない人が急に家や庭に入ってきたら不快に感じるだろう。
また盗難も疑われてしまうかもしれない。
トイレや炊事場に急いでたり、近道になったとしても人のサイトには入らないようにした方がお互い気持ちよく過ごせる。
共有スペースはきれいに

共有スペースはきれいに
- トイレや炊事場などみんなが使う場所はきれいに。
- 洗い物の際に排水溝に溜まる生ごみも持ち帰る。
共有スペースはトイレや炊事場などがあるがそこもみんなで気持ちよく使えるようにしよう。
特によく見かけるのが炊事場で洗い物をする際に生ごみがでることがある。
排水溝にも溜まるが次に他のキャンパーが使うことも考えてちゃんと回収しよう。
夜中の車の音に注意

夜中の車の音
- 他のキャンパーが寝ている時間の車の音にも注意しよう。
- エンジン音は大きいので極力付けない。
- 車の扉の開け閉めの音は意外と響く。
夜中に車のエンジンを付けたり、車の扉を閉める音周りの人が寝るときには注意したい。
結構大きい音で他の人が眠ることを妨げてしまう。
消灯時間を過ぎてからは気を付けよう。
どうしても車の中に物を取らなくてはいけないときは音に配慮して開け閉めしよう。

夜中寒くて衣類を車の中に忘れたときはどうしたらいいかな?

扉を閉めるときに、完全に閉まる手前まで近づけて、残りを手のひらで押して閉めてあげよう。
まとめ
色々細かくマナーについてまとめてきましたが、”お互いに気持ちよく過ごせるように配慮しよう”ということになる。
アパートやマンションなどでの過ごし方にも似ていると思う。
集合住宅は管理してくれている人がいて、周りにも住んでいる人がいて、過ごす場所も大切にする。
キャンプ場でも、キャンプ場の管理人がいて、周りにもキャンプを楽しんでいる人がいて、過ごす場所である自然は大切にする。
このことを意識しながら過ごせばいい。
参考になれば幸いです。
以上。おわり。