テントを初心者のみなさん、もしくは初心者にテントの選び方を聞かれている先輩キャンパーさん。
テント選びのポイントって選ぶのも教えるのも難しくないですか?
生地の素材?ポールの素材?フライシートの耐水性?ボトムの耐水性?ブランド?デザイン?性能?
あたしつまらないからあっち行っていいかな?
ちょっ!まって( ´・ω・`)
テント選びのポイントって並べるとこれくらいあるかなって思うんです。
詳しくやればやるほど、初心者にとって、つまらなくなっちゃいませんか?
筆者がおすすめするポイントこれだけ
テントを選ぶポイント
- 使う人数に合ってる
- 好きな形(できれば設営簡単)
- 予算をかけすぎない
- テンションの上がる
2つ目のテントとか、少しキャンプして経験値が出てきた時にこういう知識ってあったほうがいいと思うんですけどね。
2個目以降のテント選びでは下の図のように選ぼう。
ネットで調べて、お店に行って、Amazon見て、楽天見て・・・。時間かかる人はかかってなかなかキャンプに行けない人多いんじゃないですかね。
一番最初のテント選びだからこそ最低限のポイントに抑え込んで、簡単なテント選び方を紹介したいと思います。
もくじ
キャンプ初心者の最初のテントの概要
初心者がはじめてテントを買うとしたらパターンとしたら4つくらいはあると思う。
はじめてのテント購入あるある
- 店員や先輩キャンパーに聞き、そこそこいいテント買う。
- 調べておすすめに出てくるみんな持っているいいテントを買う。
- 自分で調べて調べて、選ぶポイントのがんじがらめになってしょうもないテントを買う。
- とにかく安さ重視のテント買う。
最初から最高のテントに巡り会うことはないの?
あったとしても…ものすごく珍しいんじゃないかな?
最初のテントで満足しにくい理由
- そこそこいいテントが買えても続けていくとこだわりたいポイントが出てくる。
- 経験値がないからどういう点(性能等)が自分が気になるのかわからない。
- 教えてもらった人・意見を聞いた人の好みに偏る。
- キャンプをやっていくうちに好みが変わる。
- キャンプ場にいって、他の素敵なキャンパーに影響される。
- YouTubeや雑誌などメディアに影響される。
最初のテントを買って、キャンプにはまった人は漏れなく新しいテントが欲しくなる。
満足してる・してないに関わらず新しいテントが欲しくなると思う。
これがキャンプにハマるということなんだね
あなたがハマってるのはキャンプ沼よ
私たちが初めて購入したテントはこちら
キャンプ初心者の最初のテント選び方
ではキャンプ初心者がテント選びでは、どんな風に買えばいいのか。
画像にまとめてみたがこちらを解説していこうと思う。下から順番に決めると良い。
キャンプ初心者 1番最初のテントの選び方・ポイント
- 使用人数で絞ろう
- 好きなタイプ・形で選ぶ。この時できれば設営が簡単なタイプを選ぼう
- 予算を決めよう
- 好み・テンションの上がることを大切にしよう
- 耐水圧1500㎜以上は選ぼう。(おまけ)
- 値段は高すぎないものを選ぼう
ポイント多いと思うのは私だけ?
サイズに重さ、ポールはグラスファイバー・アルミポール・スチール・ポリエステル・コットン・TC・VC・ベンチレーション・スカート・・・・ぶつぶつぶつぶつ
いやー!これでも抑えてくれたのねっ!
使用人数
キャンプに行くスタイルは決まっていますか?ソロ・デュオ(カップル)・ファミリー・ソログループ・グループ色々あるが、スタイルに合わせて買ってほしい。
使用人数は車選びを同じような感じだ。
「使用人数3~4人」と書いてあるテントは、ほとんどが大人4人がギリギリ寝れるサイズだ。
軽自動車に大人4人乗れば同じようなことがわかる。
荷物や寝る間隔があるかなどは気にしたい。
一方、1人で行くのに5~6人用のテントを購入すれば、それはそれで設営が大変だったりする。
余裕をもって使用人数+1~2人程度のテントがいい。ソロでテントは寝るだけなら1人用でもいい。
テントの形・タイプ
テントのタイプは様々あるが、好きな形を選んで欲しい。
その中でも設営が簡単なものを選んだ方がいいと思う。
なぜならキャンプへ行くというハードルを下げてくれることと、キャンプに行った後にキャンプを楽しむ時間ができるから。
設営が比較的簡単なおすすめの形は次の3つだ。
ドームテント
ポールをアーチ状に曲げることでドーム状の空間を作れる。
ドームテントのメリット
- 組み立てる工程がありキャンプをやっている感がある。
- 前室があることが多いので雨のときに靴などしまえる。
- 底面が濡れたときにはひっくり返して乾かしやすい。
ドームテントのデメリット
- ポールの本数は他のものより多い組立時には少し慣れが必要。
- 天井が低いことが多く、中腰になる。
ティピーテント(ワンポールテント)
ポール1本で立てられるので設営を悩みにくい。真ん中は背が高く、端に行くと狭くなる。
ティピーテントのメリット
- ポールが1本のことが多く設営が簡単で早い。
- 天井が高いところがあるので中で立てる。
ティピーテントのデメリット
- 自立していないの立ち上がるのにペグ打ちが必須。
- 底面の乾燥はテントを片付けてから干す必要がある。
ちゃんとテントは乾かさないと、テントが加水分解してベタベタになったり、カビたりするから感想は大事だよ
ワンタッチテント
フレームとフライシートが一体になっているので傘のように開くことでできて簡単だ。
ワンタッチテントのメリット
- 折り畳み傘のように簡単設営。
- 自立するので底面の乾燥もひっくり返してできる。
ワンタッチテントのデメリット
- ポールを使って組み立てるというテント設営の動作に慣れない。
YouTubeの影響でパップテントを使いたいとか、特別好みがあればその感性を大切にしてほしい。
予算
テントの値段はピンキリなのでお財布からこれからの趣味にどれくらい使えるよく相談して決めてほしい。
人数・テントの形を決めテントを見てみるとだいたいどれくらいが相場なのかわかると思うので、いくらまで出せるか考えてみてほしい。
大きさにもよるが、1万~5万くらいの中に入るものが多いんじゃないかと思う。
大きめのファミリー用のツールームテントなんか買うと5万じゃ足りないかも
好み・テンションが上がることを大切に
好み・テンションがあがるかが一番大切だと思う。
性能や素材などを見ることは大切なのかもしれない。
でもまず初心者にはキャンプを楽しむことから始めてほしい。
このテント使っているキャンプしたらテンション上がるだろうな。
「DODのテントがテンション上がる。」「スノーピークのテント使ってたら気分いいだろうな。」とメーカーで決めるのも良し。
「国内メーカーじゃないけど、軍幕みたいでしぶくてテントでキャンプしたらやりたいことできそう」かっこいい形で選ぶも良し。
「テントのデザイン最高にかわいい!」「黒で統一してやりたいんだ!」デザインで選ぶも良し。
「快適に過ごせること、それが全て」性能で選ぶも良し。
好みやテンションの上がる所は人それぞれで他人からアドバイスしてもらい選べるもんじゃない。
でもテント選び失敗するんじゃない?
初めから最高のテントが買えるとは思ってないんだ
まずはキャンプを始めること。
それからこんなテントがいいなって好みが出てくると思うから。
そうか。それなら最初はテンションあがるテントの方が少し性能悪くても大切にできそうね。
耐水圧(確認程度)
最低限のスペック確認
- 耐水圧1500㎜以上
耐水圧が1500㎜以上であること確認しよう。
でも普通に売られているテントなら1500㎜くらいはあるので確認だけしておきましょう。
ただかなりの大雨だと1500㎜だともしかしたら漏れてくるかもしれない。
雨漏りしたらいやだよ?
大雨の予報の日に初心者はキャンプいかないでしょ?
そうね!行かない方がいいと思う。
底面にはグランドシート(テントの下に敷くシート)を敷いておこう。
ちなみに傘の耐水圧は500㎜程度が多い。
もう1度値段を確認しよう
予算決めて選んでたはずなのに、候補に上がってきたテントの中に予算オーバーのものが入り込んでいたりする。あるあるなので心配しなくていい。
不思議な話ね
絞ってきたものの中からお気に入りのものを選びたいが、再度予算も確認しよう。
2個目以降だったり、もう道具は大体そろってキャンプに行けるなら少し高くても満足できる方をおすすめしたい。
ただ1張り目のテントの時には、1個目で満足できる可能性は低いこと、他にもキャンプに行くのに最低限必要なものがあったりする。
そこで高いものを買おうとしている場合には下記のチェックリストをクリアしてから購入へ進もう。
予算オーバーのテントが候補に残ったときのチェックリスト
- 他に揃えなきゃいけない必要なキャンプ道具はないか。またその分の予算はあるか。
- 他の候補だと後悔が残り満足できない可能性が高いか。
- 今月生活できるか。
以上がクリアできるなら少しくらいの予算オーバーは突き進んだ方が後悔が少なく買い物できると思う。
まとめ
1番最初のテントの1番簡単な選び方について筆者なりの考えをまとめてみました。
テントを選ぶポイント
- 使う人数に合ってる
- 好きな形(できれば設営簡単)
- 予算をかけすぎない
- テンションの上がる
自分の使う人数で好きな形のテントまでは早く決まると思います(設営が簡単な方がベター)。
予算は無理なくキャンプの道具をそろえていけそうという予算を組みましょう。他にもキャンプ道具は必要です。
その選択肢の中で、テンションが上がってキャンプに行きたくなるテントを探してほしいと思います。
性能ではどこに注目すればいいのかは、経験なしでは難しいと思う。
そして、他の人がいいと言っている性能を取り入れれば、自然と金額は高くなる。
このテントがあれば気分が上がりそうだというのは自分の中で見つけやすいのではないでしょうか。
テント選びやテント選び方を教えるときに参考になれば幸いです。
以上。おわり。