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冬用シュラフIBUKI1200レビュー【NANGA×ビジョンピークス】冬キャンプ導入向き寝袋

あおパパ

あおパパ

キャンプ歴6年目。 妻と子供が2人(4歳と1歳)がいます。 デュオ・グループキャンプからスタートも、現在はファミリーキャンプ・ソロキャンプをしています。 メインテントはスノーピークのエルフィールド、サバティカルのモーニンググローリーTC。

NANGAとビジョンピークスのコラボ寝袋IBUKI(イブキ)をご存知でしょうか?

冬用のマミー型シュラフ IBUKI BAG 1200のレビューを行います。

IBUKI1200レビュー【NANGA×ビジョンピークス】
IBUKI BAG 1200のNANGA×VISIONPEAKS
IBUKI BAG 1200のNANGA×VISIONPEAKS
あおパパ
あおパパ

冬キャンプはお金がかかるけどコストを抑えたい人は参考に。

年間泊数が少ない人ほどそんなにお金をかけたくないですよね。

NANGA × VISIONPEAKS マミー型シュラフ IBUKI BAG 1200 IBUKI1200)税込み19580円

ナンガブランドでありながら安い冬用シュラフ

今回紹介するIBUKI1200は国内メーカーのNANGAブランドをひっさげながらも価格の抑えてある冬用シェラフである。

あおパパ
あおパパ

ナンガの冬用シュラフだけど安くない?

「すべての人にOUTDOOR LIFEを」と掲げているVISION PEAKS(ビジョンピークス)のコンセプト通りにコストを抑えてNANGAの寝袋を販売してくれた。

安い理由

  • ダウンじゃなく化繊(ダクロン®ファイバーフィル)使用
  • シングルキルト
あおパパ
あおパパ

この2つと推測している

寝袋は素材が化繊よりもダウンを使用してる方が高価になりやすい。

さらに構造でシングルキルトという構造を取ると中綿も少なくてすみ、縫製もしやすく手間がかかりにくい事から値段を抑えられると考えられる。

兼価版のナンガの使い心地はどうなのか。使ってみたのでレビューしてみたいと思います。

ビジョンピークスのグラムチェアはこちらから

性能・スペック

素材・使用している中綿

表地/20dn ナイロンタフタシレ撥水加工

使用している中綿は化繊はダクロン®ファイバーフィル。

冬用であり1200gのダクロンファイバーフィルを使っている。

販売ページにはダクロンのファイバーフィルを使用していることしかかいてないが購入したタグにはダクロンのNATURAL FEELのsoft-as-cloudファイバーフィルが使用していることがわかる。

IBUKI1200レビュー【NANGA×ビジョンピークス】

ダクロン ファイバーフィル

  • 保温性に優れた中空率の高い中綿で、通気性や耐久性、かさ高性にも優れます。
  • ストローのように中が空洞になっており、空洞になっている分、軽く、空気を含むので保温力もあります。
  • 低アレルゲンで、洗濯が可能なのでダニの繁殖も抑制、乾きが速い、ホコリがでにくいなど高機能な中綿です。

引用元:ヒマラヤスポーツ

化繊の最大のメリットは価格が安いこと。

年に数回しかキャンプ行かないのに冬用シュラフに何万もかけるのはどうかと思いませんか?

またダウンに比べて洗濯もしやすい所が魅力になる。あとは安いダウンを買って臭いが気になるということもない。

地面側が潰れにくいことも化繊のメリット。

一方で嵩張りやすいことと、ふわふわ感はダウンには劣る。

あおパパ
あおパパ

ダウンの触感より羊毛とか綿あめみたいな触感に近いかなという印象がある。

対応温度対応

対応温度

  • 快適使用温度-5℃
  • 下限温度-11℃

温度は快適温度-5度下限温度は-11度となっている。

同じ温度帯のNANGAダウンシュラフを買うと倍の値段はするからそれを考えると購入しやすく冬キャンプのハードルを下げてくれる。

あおパパ
あおパパ

住んでる地域や行くキャンプ場の冬の気温確認してから購入してね

あおママ
あおママ

冬キャンプはしっかり防寒しないとね

地熱対策も大事。極上の寝心地!VENTLAXインフレーターマット8cmの厚さ【5センチマットと比較レビュー】キャンプマット

サイズ重さ

ポイント

  • 寝袋全体の総重量は約1680g
  • サイズはレギュラー(最大長210cm×最大肩幅80cm(身長178cmまで
  • 収納サイズ:直径 約24cm×約40cm

NANGAの快適温度-5度対応のダウンシュラフであるオーロラライト450の収納サイズはφ14×30cmと直径も長さも10cmずつ小さい。

あおパパ
あおパパ

コンパクトにしたい人はダウンだね

シングルキルト構造

シングルキルト構造
引用元:NANGA

シングルキルト構造は表生地と裏生地を縫い合わせるため、縫い目が薄くなりやすいコールドスポットが出やすい。

メリットは構造内の同じ厚さでも体積は小さくなるので充足する中綿が少なくなり重さがでにくい。

IBUKI BAG 1200はこのシングルキルト構造を採用している。

ボックスキルト構造
引用元:NANGA

一方でボックスキルト構造は薄くなる箇所が少なくて保温力が高まる。

ドラフトチューブ付き

ドラフトチューブはファスナー部分からの冷気流入を抑えられるので保温力を高める。

IBUKI BAG 1200のドラフトチューブNANGA×VISIONPEAKS
IBUKI BAG 1200のドラフトチューブ

ちなみに首元の冷気流入を抑えるショルダーウォーマーの機能はない。

顔周りにドローコード

IBUKI BAG 1200のドローコードNANGA×VISIONPEAKS
IBUKI BAG 1200のドローコード

顔周りにドローコードがあり、顔の出る面積を抑えられる。

IBUKI BAG 1200のドローコードNANGA×VISIONPEAKS
ドローコードはこれくらい締められる

MAXまで締めると口と鼻だけでるようにできるのでこれくらい締めたほうが冬は冷気の侵入を防げる。

蓄光ファスナー&ダブルジップ

IBUKI BAG 1200の蓄光樹脂ジップNANGA×VISIONPEAKS
IBUKI BAG 1200の蓄光樹脂ジップ(YKK)

蓄光ファスナーがありライトを消して暗くしたときファスナーを探しやすい。

ダブルジップで足元だけあけて温度調整がしやすい。

IBUKI BAG 1200のダブルジップNANGA×VISIONPEAKS
IBUKI BAG 1200のダブルジップNANGA×VISIONPEAKS

本体付属のコンプレッション用テープ

本体足元にコンプレッション用のテープが付いていて収納前に圧縮して収納しやすくなる。

本体付属のコンプレックステープ
コンプレッションテープを巻き
コンプレッションテープを締め上げる
あおパパ
あおパパ

中央部だけ圧縮してくれるよ

冬キャンプで使ってみたレビュー

サイズ感は著者は170cmだが十分な大きさで湯たんぽも入れられそうな長さ。

マミー型シュラフで露出している面積は少なくドローコードで顔が出る部分を減らせる。

あおパパ
あおパパ

締めないと出ている顔だけ冷たくなりやすいよ

蓄光ファスナーは暗くした時にファスナーを見つけやすいのと噛みにくいのがいい印象。

あおパパ
あおパパ

さすがNANGA×YKK

入った感覚はモンベルのバロウバッグに比べて、密着感は少なく生地は伸びにくいという印象も受ける。その分ゆとりはある。

寝はじめは結構暖かく、外気温が1℃のときに使用したが寝たときは寒さを感じなかった。

ドラフトチューブでジップ部分からの冷気流入は少ない。

ただシングルキルト構造の影響か寝ているときになにか上側にひんやりとした空気が当たるような感覚があった。

寝袋の構造の1つで縫い目部分が薄くなりやすいので冷気を感じやすい場所(コールドスポット)になっているのかもしれない。

化繊でシングルキルトじゃない方がいい人はモンベルのバロウバッグもおすすめ

外気温1度の中使用してみるとすごい寒いわけじゃないがなんかひんやりするのが入ってくるような感じ寝れるけどヒンヤリを感じて時々起きて体制変えてすぐ寝れるような感じだった。これがコールドスポットなのだろう。

ポイント

  • 外気温1℃でテント内でも寝れる。
  • 価格は抑えめだから冬キャンプやり続けるかわからない人にはおすすめ(NANGAブランドだから中古販売もしやすいかも)
  • 洗えて衛生的
  • 若干ヒンヤリを感じる(上面)
  • ボリュームはそこそこ、重さもそこそこ
  • ドラフトチューブや蓄光ファスナー、ダブルファスナーは細かい点はさすがナンガ

冬キャンプでも寝れる寝袋としてこの価格でNANGAであることはメリット。

シングルキルトの影響で若干冷気を感じるタイミングがあるかもしれないが服装やインナーシュラフで対策はできると思う。

コールドスポット対策としては服装、シュラフカバーやインナーシュラフなどで取れることも考えればケアできるか。

あおパパ
あおパパ

コストを抑えて冬キャンプに挑戦できることが最大のメリットかな

あおママ
あおママ

最初からお金かけていいもの買うのも手だよね

まとめ

冬キャンプ導入として低価格で国内メーカーの寝袋が使用できるIBUKI BAG1200。

外気1℃くらいなら十分に機能してくれる寝袋であり服装やインナーシュラフなど工夫すればさらに低温度にも対応できるでしょう。

低価格の理由として化繊を中綿に使っていること、シングルキルトになっていることが考えられました。

化繊はかさばる重めなどの悪いことだけじゃなく、価格が抑えられる、洗濯しやすい、寝ている下側は潰れにくいので地熱は抑えやすいなどメリットもあります。

ボックスキルトになっていればさらに中綿が必要で重さやかさばりも出るかもしれません。

何事にも一長一短あることあるものです。

価格を抑えて冬キャンプに挑戦したい人の背中を押してくれる寝袋でしょう。私もその一人でした。

特に年間のキャンプ泊数が少ない人は高い寝袋を買うのは気が引けますよね。

そんなあなたに2万円を切るNANGAの寝袋の紹介でした。

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参考になれば幸いです。

以上。おわり。

インフレターマット+電気毛布+湯たんぽで寒い日の快適【11月の秋キャンプの寝る装備】

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